プロフェット(牡3、栗東)
生年月日:2013年02月27日
調教師:池江泰寿
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:4戦2勝(2-1-0-1)
血統:父ハービンジャー、母ジュモー
近3走の成績
ハービンジャー産駒のプロフェット。新馬戦では福永祐一騎手を背にハナをきって2馬身差をつけ快勝。続く札幌2歳ステークスでは新馬戦の勝ち方が評価され、単勝1番人気に推されます。しかし、レースでは中団から追い上げるものの、プロフェットよりも後ろにいたアドマイヤエイカンにゴール前でハナ差だけ差されて、悔しい2着に敗れてしまいました。
2走前は、京都競馬場の芝1800mで行なわれたオープン特別の萩ステークスに出走。レースは5頭立てと少頭数で2番人気に推され、枠も最内1枠1番と好枠でしたが、なんと最下位の5着に敗れてしまいます。坂を登って3番手を追走しますが、ジワジワと後退していき、直線では後方から2番手に。最内で粘るも交わされて最下位でゴールしました。馬体重も-12kg、斤量+1kg、直線での手応えの悪さからも、調子の悪さが伺えた一戦でした。
前走は、年が明けて1月に行なわれた京成杯です。京成杯では前走の敗退が影響したのか、これまでとは違い5番人気の伏兵でした。しかし、レースでは好位から鮮やかに抜け出し、2着のケルフロイデに1馬身4分の1の差をつけて1着になります。
プロフェットの近3戦を振り返ってみると、好走したときは小回りの中山と札幌です。反対に最下位に敗れた萩ステークスは、京都競馬場の外回りコースでした。ですから、プロフェットは直線の長いコースよりも、直線が短い小回りコースが得意な馬と考えられています。また、次走に予定している皐月賞は、京成杯と同じ中山の芝2000mです。プロフェットにとっては、実績もある得意な舞台で行なわれるG1レースです。皐月賞では伏兵の1頭になりますが、侮れない存在と言えるでしょう。
札幌2歳S(G3、札幌・芝1800m)2015年09月05日 【2着】
1着 7-11 アドマイヤエイカン(牡2)/岩田康誠/2番人気
2着 6-10 プロフェット(牡2)/C.ルメール/1番人気
3着 3-4 クロコスミア(牝2)/勝浦正樹/8番人気
萩S(OP、京都・芝1800m)2015年10月31日 【5着】
1着 4-4 ブラックスピネル(牡2)/松若風馬/3番人気
2着 2-2 スマートオーディン(牡2)/M.デムーロ/1番人気
3着 5-5 レインボーライン(牡2)/岩田康誠/4番人気
5着 1-1 プロフェット(牡2)/福永祐一/2番人気
京成杯(G3、中山・芝2000m)2016年01月17日 【1着】
1着 3-4 プロフェット(牡3)/S.フォーリー/5番人気
2着 2-3 ケルフロイデ(牡3)/石橋脩/7番人気
3着 1-1 メートルダール(牡3)/戸崎圭太/2番人気