脚質分析による展開予想
今回のメンバーで皐月賞がどのような展開になるのかを予想していきたいと思います。まずは各馬の脚質を見てみましょう。
逃げ馬
ジョルジュサンク
リスペクトアース
アドマイヤモラール
サイモンゼーレ
先行馬
エアスピネル
マウントロブソン
ミライヘノツバサ
プロフェット
ドレッドノータス
中団・後方
リオンディーズ
サトノダイヤモンド
マカヒキ
ロードクエスト
アドマイヤダイオウ
ディーマジェスティ
ナムラシングン
まずはどの馬が逃げていくかですが、逃げそうなのはリスペクトアース、ジョルジュサンク、ドレッドノータスあたりでしょう。3頭もいますが、”絶対にハナに立ちたい”という馬でもありませんので、譲りあう展開になる可能性もあります。
中山・芝2000mというコースの特性を考えてみましょう。スタート後の直線は400mと長く、先行を争う上で十分な長さがありますが、200mほど行くと5m登る急坂にさしかかるため、自然と減速して並びが落ち着きやすくなります。2コーナー中間にある坂の頂上から控え気味に下って向正面の前半まで一息入れて、平均?スローペースになる傾向が強いコースです。
同じコースで皐月賞トライアルの弥生賞の結果を見てみると、5?6F で13.0?12.8の遅いラップになりました。例年以上に遅いラップですので、皐月賞でアテにするには少し異例すぎるかもしれませんね。
当日の馬場状態にもよりますが、このメンバーならスローペースは十分ありえるでしょう。そうなれば前にいる瞬発力系の馬が有利となります。前で競馬することが予想されるエアスピネルは最も有利になりそうですね。マカヒキも鋭い脚を持っていますが、前で早い上がりを出されると厳しいかもしれません。前残りならやっぱりエアスピネル。中団で進めるであろうリオンディーズ、サトノダイヤモンドにとっても馬券に絡みやすい展開と言えます。
あとは当日の馬場がどうなるか。近年は高速馬場となっておりますが、時計がかかるタフな馬場になるのか?週末の天気が悪そうなので、道悪になる可能性もアタマに入れて展開予想していきたいと思います。