共同通信社杯の勝馬スワーヴリチャード。
今回ファンディーナと1,2を争う人気の馬ですが、個人的には「そこまでか？」という感じです。
共同通信社杯組は過去10年で［4-0-2-4］と皐月賞においては好走率が高く、差しも［6-2-5-62］一番決まっており、条件としてはスワーヴリチャードに買い要素が多いのも事実。ただ、同じくらい不安要素も多いと思います。（皐月賞の傾向（2017）参考）
まず致命的なのが「スタートの悪さ」です。
キャリア全4戦は全てのレースで出遅れており、とにかくスタートが悪いです。まぁおそらく気の悪さが原因なのでこれはすぐに治るというものでもないでしょう。今後の課題ですが時間をかけて改善していくしかなさそうですね。
前走の共同通信社杯では最内の1枠1番に入れたので出遅れても内の良いポジションを確保することができました。6番手くらいにつけたのですが、前が出していって比較的スペースを確保しながら競馬を進めることが出来ました。展開的にかなり恵まれた感があります。
今回はメンバーのレベルも2段階くらい上がりますし、舞台は東京1800mから中山の2000mに変わります。四位騎手が「まだそんなに器用さがない」「東京のような広い競馬場の方が競馬がしやすいのかな」とコメントしているように、ごちゃつきやすい中山だとこの馬の持ち味はなかなか活かせないのではないかな、という風に感じます。（「【皐月賞】栗東レポート?スワーヴリチャード」参考 http://keiba.radionikkei.jp/keiba/sp/post_11487.html）
枠順にもよりますが、人気し過ぎるようなら消してもいいレベルかなと思っております。
