サトノダイヤモンド(牡3、栗東)
生年月日:2013年01月30日
調教師:池江泰寿
馬主:里見治
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦3勝(3-0-0-0)
血統:父ディープインパクト、母マルペンサ
近3走の成績
サトノダイヤモンドは、2016年の牡馬クラシック路線の主役の期待馬。父は言わずと知れたディープインパクト、母のマルペンサはアルゼンチンのG1銀杯大賞などG1を3勝している名牝で、さらにその父のORPENは仏のモルニ賞(G1)を勝っている超良血馬です。セールで2億4,000万円の値がついていることからも、その血統の期待感の高さがわかります。
デビュー戦は11月の京都競馬場の芝2,000メートルでした。ルメール騎手を背に一番人気に推されると、道中非常に楽な手応えで進み、最後の直線ではステッキを入れる事なく後続をあっという間に抜き去り、最後は2馬身突き放しての快勝でした。スタートからゴールまで、天性のセンスで危なげないレース振りは、早くもクラシックを意識させる走りでした。
続く2戦目は、12月の阪神2,000メートルの500万下のレース。同じくルメール騎手が騎乗。2戦目も好スタートを切ると、先団に上手く入ると道中は、騎手との折り合いに専念し、最後の直線は新馬戦と同様にステッキ無しで後続を一瞬のうちに3馬身突き放した圧勝劇でした。ルメール騎手もレース後に「非常に乗りやすい馬だ」と評しているように、抜群のレースセンスでデビュー戦から連続の快勝となりました。
続く3戦目は、初の重賞挑戦となった2月の京都競馬場で行われたきさらぎ賞でした。クラシックの登竜門とも呼ばれるレースとなっています。サトノダイヤモンドは、断然の一番人気に推されます。レースがスタートすると、過去2戦と同様に素晴らしいスタートを切り、中団に控えてしっかり折り合うと4コーナーから徐々に進出し、直線では初めてステッキを入れられると切れ味抜群の走りで3馬身差の圧勝でした。
ここまで3戦全勝で、文句無しのクラシック最有力候補となっています。同馬の主戦騎手であるルメール騎手はライバルであるマカヒキの手綱も握っており、どちらに乗るのかが気がかりでしたが、サトノダイヤモンドに乗ることとなりました。きさらぎ賞から皐月賞へぶっつけ本番なので大本命は日本ダービーだと思いますが、まだ底は見せていないだけに未知数な能力は期待大。
2歳新馬(新馬、京都・芝2000m)2015年11月08日 【1着】
1着 6-6 サトノダイヤモンド(牡2)/C.ルメール/1番人気
2着 1-1 ロイカバード(牡2)/武豊/2番人気
3着 4-4 ダノンアローダ(牡2)/浜中俊/4番人気
2歳500万下(500万下、阪神・芝2000m)2015年12月26日 【1着】
1着 6-11 サトノダイヤモンド(牡2)/C.ルメール/1番人気
2着 3-5 クイーンズベスト(牡2)/岩田康誠/7番人気
3着 7-13 ナムラシングン(牡2)/内田博幸/2番人気
きさらぎ賞(G3、京都・芝1800m)2016年02月07日 【1着】
1着 8-9 サトノダイヤモンド(牡3)/C.ルメール/1番人気
2着 2-2 レプランシュ(牡3)/内田博幸/4番人気
3着 3-3 ロイカバード(牡3)/武豊/2番人気
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